わが母の記のネタバレともいえる原作。
井上靖氏の自伝小説。
昭和のこの時代には、当たり前だったのかもしれません。
母と離れて暮らした井上靖氏。
母と子のの葛藤を、役所広司さん、樹木希林さんが見事に演じています。
幼い頃、兄弟たちと、両親と離れてただ一人、捨てられたという思いを抱いて育ってきた主人公。
長い月日を経て、母と暮らし始めて、その母の薄れていく記憶の中に自分を見つけた…
決して変わることのない母の情愛を深く感じる物語です。
今年も、母の日が近づいてきました。
映画「わが母の記」の公式サイトでは、心の残る母との思い出を募集しています。